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医療コラム

月経前症候群(PMS) / 月経前不快気分障害(PMDD)|五反田駅近の精神科・心療内科|
ひつじの森メンタルクリニック

月経前症候群(PMS) / 月経前不快気分障害(PMDD)

月経開始1週間前くらいから、気分の落ち込みや不安定、苛立ち、不安などの気分症状や頭痛、むくみ、乳房痛などの身体症状を認め、月経開始とともに症状が軽快ないし消失すると月経前症候群(PMS) / 月経前不快気分障害(PMDD)の可能性があります。

月経のある女性の約70~80%が月経前に何らかの症状があり、重症型である月経前不快気分障害(PMDD)の診断となる方は5%と言われており、とても一般的な疾患となります。原因は諸説ありますが、まだ明らかではありません。治療には生活指導のほかに薬物療法があり、抗うつ薬が第一選択薬となります。その他に漢方薬や抗不安薬を使用します。

これらの症状は日常生活に強く影響を与えます。センシティブな問題でもあり相談しづらく一人で悩まれている方も多いかと思います。当院では、まずしっかりと症状や日常生活での負担などを伺います。その上で、月経前症候群(PMS) / 月経前不快気分障害(PMDD)がどのようなものかを丁寧に説明し、ひとりひとりの状況に合せて回復への治療を一緒に行なっていきます。

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