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医療コラム

広場恐怖症 / 恐怖性不安障害|五反田駅近の精神科・心療内科|
ひつじの森メンタルクリニック

広場恐怖症 / 恐怖性不安障害

広場恐怖症の「広場」とは単純に開放的な空間というだけではなく、そこから逃げ出すのが難しい場所(エレベーターや電車、人ごみなど)を指します。そういった場所への不安や恐れを持ち、そのような状況をなるべく回避しようとし、また家族や友人などの同伴を求めることも多くあります。そういった状況におかれると強い不安や恐怖とともに息苦しさや動悸、発汗などのパニック発作を認めることもあります。また広場恐怖症以外にも注射針や血液、暗闇、雷などのきわめて限られた状況に限定してみられる恐怖症を限局性恐怖症ともよびます。

治療には精神療法と薬物療法があり、精神療法では認知行動療法、薬物療法では抗うつ薬が第一選択となることが多いです。

当院では、まずしっかりと症状やきっかけとなった出来事などを伺います。その上で、広場恐怖症がどのようなものかを丁寧に説明し、ひとりひとりの状況に合せて回復への治療を一緒に行なっていきます。

 

 

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