ADHD(注意欠如多動性障害)
- 2022年4月27日
- かんがえられる病気
物を失くしてしまうことが多い、ケアレスミスが多い、すぐに気が散ってしまうなどの不注意症状、じっとしていることが苦痛、落ち着きがない、貧乏ゆすりをしてしまう、相手が話し終える前に話し始める、思ったことをすぐに口に出してしまう・行動に移してしまうなどの多動・衝動性を認める場合はADHD(注意欠如多動性障害)の可能性があります。
ADHD(注意欠如多動性障害)は生まれ持った特性であり、幼少時から不注意や多動・衝動性を認めることが一般的ですが、会社勤務などを開始しより高いレベルの作業を求められることで表面化することも多く認められます。しかしADHD(注意欠如多動性障害)は職場や学校などの緊張場面や限られた場面でのみ認めるのではなく、様々な場面で認めることで判断する必要があります。
治療にはまずは自身の特性をよく理解し、可能であれば周囲にも理解していただき環境調整を行い、生活上の工夫を取り入れていきます。そのうえで薬物療法に関しても相談していきます。
当院ではまずしっかりと症状や実際にお困りとなっていることについて伺いし、その上でADHD(注意欠如多動性障害)がどのようなものかを丁寧に説明し、ひとりひとりの状況に合せて回復への治療を一緒に行なっていきます。
また当院では処方するのに登録が必要であるコンサータ、ビバンセも処方可能となっております。
まずはご相談ください。