エンデバーライド(ENDEAVORRIDE)による新しい治療のご案内
- 2026年10月14日
- かんがえられる病気
ゲームを通じて取り組む、ADHDの新しい治療選択肢
当院では、小児期の注意欠如・多動症(ADHD)に対するデジタル治療用アプリ「エンデバーライド」を用いた治療を行っています。
エンデバーライドは、スマートフォンやタブレットを用いてゲーム形式の課題に取り組む、医療機器として承認された治療用アプリです。お子さんがゲームに取り組みながら、注意機能に働きかけることを目的としています。
エンデバーライドの作用機序
ADHDの症状には、注意を適切に向けることや、複数の情報を同時に処理すること、衝動をコントロールすることなどに関わる認知機能が関連していると考えられています。こうした機能には、脳の前頭前野を含む神経ネットワークが重要な役割を果たしています。
エンデバーライドでは、画面上のキャラクターを操作しながら目標を捉えるなど、複数の課題を同時に行う「二重課題」を用います。また、お子さんの課題への取り組み状況に応じて、難易度が動的に調整される仕組みが採用されています。
このように、注意を向けながら複数の情報を処理する課題に継続して取り組むことで、注意機能に関わる脳の働きに作用し、ADHDの症状改善を促すことが期待されています。
なお、エンデバーライドの詳細な作用機序については、現在も完全には解明されていません。
このようなお子さんに
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不注意や集中力の持続の難しさによって、学習や日常生活に困りごとがある
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課題に取り組んでいても、注意がそれやすい
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ADHDに対する新しい治療の選択肢について相談したい
既存の治療と組み合わせた支援
エンデバーライドは、ADHDに対する治療を補助するためのアプリであり、すべての症状を単独で改善するものではありません。
当院では、お子さんの症状や生活上の困りごと、ご家族のご希望を踏まえ、環境調整、心理社会的支援、必要に応じた薬物療法なども含めて、総合的な治療方針を検討します。
エンデバーライドによる治療に関心のある方は、診察時にお気軽にご相談ください。